Chase Events について ― 2006年09月08日 08時17分56秒
外部音源を使用したMIDIデータ入力作業をしていてよくある事ですが、機種によってはProgramChangeを受信する度に、それまでに受信したControlChangeによる音色パラメータ設定をリセットしてしまう場合があります。
通常、SetupDataは
BankSelectMSB
BankSelectLSB
ProgramChange
ControlChange # xx
ControlChange # xx
ControlChange # xx
・
・
というような順に入力しますが、MIDIシーケンスソフトのチェイス機能が働いていると、停止した時にもう一度ProgramChangeが送信されます。
そうすると、その後に続くControlChangeで例えばPortamentをONにしていたとしても、停止した瞬間にOFFになってしまいます。
曲データを再生するだけなら問題ありませんが、停止中に鍵盤を弾いて確認しようとしても、効果がかからないので不便です。
これを避けるために、CubaseSXの環境設定 >> MIDI の項目で、画像のようにチェイス機能を無効にしていますが、私にとってはこの方が使いやすいと思えます。
他のソフトでも同様の機能があるはずですから、確認してみてはいかがでしょうか。
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