左右周波数特性の簡易チェック2014年12月07日 09時53分21秒

私の左耳は4800Hzから6000Hz、及び12000Hz付近に弱い部分があり、その周波数に於いては中央定位の音でも右に寄って聞こえてしまいます。

とは言え、音楽で使われる通常の楽器は基音だけで発音するのでなく、色んな高調波成分を含めて「楽器音」として成り立っているのですから、ある周波数の聞こえ方に少々不均衡があっても、作業上問題は全くありません。

ただ、ちゃんと把握しておけば、自分専用に補正された再生環境を作る事もできるので、大事な作業の前にはチェックするようにしています。

誰でも試せる簡易チェック用の動画を作ってみましたので、良かったら試してみませんか?


(クリックでYouTubeへ)

「左右周波数特性の簡易チェック」


正弦波の周波数が400Hzから15000Hzまでゆっくり変化します。常に中央定位で聞こえていれば正常ですが、途中で音像が左右どちらかに偏るならば「耳」か「ヘッドフォン」のどちらかが、その周波数に於いて均等の特性ではない、と言えます。

PCとスマホ、イヤフォンとヘッドフォンなど、出来るだけ複数の再生環境で試してみて下さい。どれでも、ほぼ同じ周波数で音像の偏りが感じられたなら、耳の特性に不均衡があると考えられます。