あまり歪んでいない良い音 ― 2008年02月01日 23時00分00秒
「あまり歪んでいない良い音」を出すのは、本当に難しい。
ストーンズのコピーバンドをやっているようなまだ若いロック兄ちゃんでも、いとも簡単に出しているザクザクと歯切れ良いクランチサウンドが・・・私には出せない(笑)
最近、現代風なハイゲインサウンドよりも、昔風な「ギター本来の音」に惹かれます。
Guns N' Roses『Appetite For Destruction』を、初めて(!)まともに聴いてみましたが、スラッシュの音って、なんて良い音なんでしょう!
レスポールらしいレスポールの音。
エアロスミスの2人(ジョー・ペリー、ブラッド・ウイットフォード)も、初期のアルバムではこんな感じの音でした。
Johnny Winter『Live』も、初めて(笑)聴きました。
良いです。
実に良いです。
このライブ、もう一人のギターはリック・デリンジャーだったのか!
授業補足:フォルマントフィルタ ― 2008年02月04日 09時31分04秒
授業補足:フォルマントフィルタ(動画) ― 2008年02月05日 18時21分46秒
音声付き動画です
http://jp.youtube.com/watch?v=Icvk4FiGfRo
GENDER パラメータは、単独で効果を検証してももう一つ面白くなかったので、X軸が動く時に同時に動かしています。
あまり気にしなくて良いです(笑)
試験問題作成 ― 2008年02月06日 18時54分39秒
昨年秋の後期授業開始時からは、新学課構成へと本格的に移行した為、期末試験問題も全て一新しました。
今日はシンセサイズに関する上級レベル「Synthesize Advanced」の筆記試験問題を作成。
同じ時間内で実技試験も行う関係上、問題数をあまり多くはできませんでしたが、本当に理解して使いこなせていなければ答えられない設問が(我ながら巧く)できたと思います。
基礎知識の学課も含めたこの1年間で、皆さんは「自分で音色を作る」為に必要な、ほぼ全ての知識を学んだ事になります。
ただし、その知識が本当に身に付いて「音作りの勘が働く」ようになるには、もう少し時間がかかるでしょう。
今までのように鍛錬を重ねていれば大丈夫ですよ。
そのうち、大抵の音色は、聴いた瞬間にどう作れば良いかレシピが頭に浮かぶ様になります。
そう、私のように(笑)
〜〜〜〜〜
講師の仕事を本格的に始めてから、ちょうど10年経ちますが、一人残らず熱意溢れる素晴らしい生徒さんばかり、という今の状況は、ちょっと有り得ない幸せな事だと思っています。
Ofra Haza ― 2008年02月07日 06時58分23秒
イスラエルの女性シンガー Ofra Haza に関して。
30歳~60歳くらいで音楽好きな人なら、覚えている人も多いでしょう。
2000年に42歳の若さで亡くなっています。
私はこの人の歌が大好きでした。
http://www6.ocn.ne.jp/~ofra/Ofra1.html
http://www.ofrahaza.com/
http://jp.youtube.com/watch?v=O2xNTzlFSk0&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=XSMl8SpT6p0
任天堂はシカトしないだけ偉い ― 2008年02月07日 08時27分42秒
『Wiiで2層メディアの読み込みトラブル発生中』
http://slashdot.jp/articles/08/02/06/0843217.shtml
送料はメーカーが負担して、保証期間に関わらず無償修理を行うのですから、まあ・・深読みすれば色々と想像できるにしても、そこは目を瞑ってあげて良いんじゃないでしょうか。
製品自体に問題があっても絶対に非を認めなかったり、法外な修理費を要求して買い替えを促すメーカーばかりの今日、任天堂の対応はずっと立派ですよ。
ところで・・
Wiiってどうゆうものか、今日初めて知りました(笑)
ゲームの事、何にも知らないんです・・。
Cubase 4.1.2 アップデート ― 2008年02月08日 18時11分47秒
登録ユーザーにはメールで連絡が届いているでしょうが、一応念のため。
Cubase 4.1.2.851 Update
http://japan.steinberg.net/1172.html
*ネット環境が不自由な生徒さんは申し出て下さい。
Reason 4.0.1 (build 973) にアップデート ― 2008年02月10日 13時54分32秒
記事紹介 ― 2008年02月14日 09時35分35秒
良い考え方だなと思ったので・・。
『「プラス思考」と「プラス指向」-ネガティブな感情との付き合い方』
http://japan.cnet.com/blog/itheart/2008/02/12/entry_25005080/
*前の記事と統合、加筆修正されていたので、リンク張り直しておきました
努力しているのに物事がうまく運ばない。
何を試しても状況が改善しない。
自分に対する無価値感と戦い続ける毎日。
それが何ヶ月も、時には1年~2年も続くと、とても辛いものです。
大人に成ってからの、こういう時の辛さは、若い人には決して解らないでしょう。
(まだ何も達成していない=可能性だけしかない身にとっては、逆境も停滞もないはずですから)
しかし、こういう時にこそ学べる事もあるわけで、それは人により様々。
中にはこの記事の著者のように経験を語ってくれる人もあります。
Last Temptation Of Christ ― 2008年02月16日 23時00分00秒
今まで見た映画のベスト3に絶対入れたい作品。
『Last Temptation Of Christ』1988/米 マーティン・スコセッシ監督
Peter Gabriel が音楽を担当しているので、それだけが目当てで見たのですが、素晴らしかったです。
主役のウィレム・デフォーも良いですが、ハーヴェイ・カイテルのユダがまた良い・・。
ラストシーンで流れる曲は、今サントラで聴いても、感動がよみがえって鳥肌が立ちます。
Peter Gabriel『Passion』
は、この映画のサントラとして発売されていますが、Gabrielの独立した1枚のアルバムとして素晴らしい作品です。
Peter Gabriel はこのアルバムから、アフリカ~西アジアの民族楽器を大幅に取り入れるようになりました。
使われている楽器の殆どは生楽器ですが、私の音色プログラミングに対する考え方、ミックスの方針に強烈な影響を与えてくれました。