ロシアの作家2004年01月19日 12時00分00秒


読後感は良かった、あるいは悪くなかった、けれども繰り返し読む気にならない作家というのもあって、トルストイ、ドストエフスキー、なんかがそれでした。
なにが気に入らないかと言うと、読んでいる時に浮かぶイメージが、いつも曇り空の寒そうな灰色の景色ばかりだからです。
その印象が苦手でほんの数冊しか読んでいません。

ドストエフスキーは「地下室の手記」「賭博者」くらいです。
有名な「カラマアゾフの兄弟」や「罪と罰」から読まないのがひねくれた所です。
私の古い友人で、かつて同じバンドで活動したチャップマンズ・スティックの達人、M氏はドストエフスキーに心酔していたようで、「カラマアゾフの兄弟」を題材にした組曲まで作っていました。
そろそろ読んでみようかな・・・

トルストイも重要な長編(「アンナ・カレーニナ」「戦争と平和」「復活」等)は読んでいません。
・・・だって、粗筋を聞いただけで気が滅入る(笑)
「クロイツェルソナタ・ソナタ 悪魔」
「光りあるうち光の中を歩め」
自伝三部作「幼年時代」「少年時代」「青年時代」
「人生論」
あたりで挫折したのが二十歳過ぎくらいの事です。
しかし、この作家に関しても、一番美味しい所を読まず嫌いで逃しているとしたら残念なので「復活」あたりからいってみるか・・・。

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