好きな作家の話「山岡荘八」 ― 2003年02月13日 12時00分00秒
歴史小説の大家。
かの有名な世界一長い小説「徳川家康」全26巻は、父に教わった人生のバイブルです。
人生において必要な多くの事をこの小説によって学べました。
家康公の遺訓
人生は重荷を背いて遠き道を行くが毎し 急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし 心に望み起こらば困窮したる時を思い返すべし
勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害その身にいたる
堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思え
己を責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるに勝れり
これを毎朝復唱する習慣を「オヤジクサイ」と言われますが、この遺訓を私はとても美しい思想だと思っています。
全26巻はちょっと・・という人は「柳生石舟斎」「柳生宗矩」などがお勧め。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。