SMPTE TIMECODE を「見る」2005年11月22日 16時29分22秒


映像機器と音響機器の同期などで使用される SMPTE TIMECODE は LTC(Longitudinal Time Code)と呼ばれる音声信号です。
1フレームごとに
「現在、XX時XX分XX秒XXフレームである。フレームレートはXXfpsである」
という事を80bitで表すわけですが、その音声はパルス波の連続で、2khzと4khz、二種類の周波数を使用します。
と、文章にすると解りにくいので画像を載せました。
音声信号であるLTCをCubaseSXのAudioTrackに取り込んで、波形を拡大したものです。

画面左端 01:00:00:00 の74bit目付近から
画面中央 01:00:00:01 を経て
画面右端 01:00:00:01 の7bit目付近まで

幅の狭い4khz信号は1波形で1bitを、倍の幅の2khz信号は1/2波形で1bitを表します。
これで 0 と 1 のコードを意味付けているはずですが、どんな風に意味付けてあるかは、私には判りません。

*後で資料を見つけました
http://kato-masaharu.asablo.jp/blog/2008/03/10/2723212

タイムコード信号をわざわざ録音して波形を見るというのは、まあ、あまりやらない事ですが、長年お世話になってきたこの同期信号を初めて「見た」時は、やはり、ある感慨がありました。

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